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2026.10.16 HP運用

【歯科医院向け】ホームページに必要なページ構成と掲載内容

【歯科医院向け】ホームページに必要なページ構成と掲載内容

はじめに:ページ構成は「ページ数」ではなく「患者さんの疑問」から

歯科ホームページのページ構成は、掲載できるページ数からではなく、患者さんが受診前に知りたいことから考えましょう。「どんな相談ができるか」「誰が診療するか」「どう通うか」「どう予約するか」に答えることが基本です。

ページを増やしても、同じ説明が続いたり、予約までの道順が複雑になったりすると使いにくくなります。まずは各ページの役割を決め、必要な情報を重複なく配置する方法を紹介します。

この記事の要点

  • 患者さんの疑問と各ページの役割を対応させ、基本のサイトマップを考える
  • 診療ページ・院長紹介・設備紹介に必要な説明と、原稿を点検する5つの質問
  • ページを分けるかの判断方法と、次の行動へ進めるリンクの置き方

患者さんの疑問から全体構成を考える

患者さんの疑問とページの役割を対応させる

トップページ医院の全体像と主要ページへの入口
診療案内相談できる内容
院長・スタッフ紹介担当する人と方針
初診案内受診までの流れ
アクセス来院経路
予約案内申し込み方法と条件

1つの情報が複数ページで必要になる場合は、要点を短く載せて詳細ページへ案内します。例えば、トップに診療時間とアクセスの要点を載せ、駐車場の入口写真や詳しい道順はアクセスページで説明する構成です。

基本となるサイトマップの例

次は検討用の一例で、全医院に同じページ数を勧めるものではありません。

  • トップ
  • 初めて受診する方へ
  • 診療案内
  • 院長・スタッフ紹介
  • 院内・設備
  • アクセス・診療時間
  • 予約・お問い合わせ
  • お知らせ
  • 個人情報の取り扱い

診療案内の下に個別ページを作るかは、診療内容と説明量で判断します。採用を重視するなら、患者さん向けの説明とは別に採用情報を設けます。保有する情報と更新できる体制に合わせ、必要なページから作りましょう。

各ページに必要な説明を整える

診療ページは相談内容と受診の流れを伝える

診療ページでは、対象となる相談、診療の考え方、受診後の流れ、注意事項を整理します。専門用語だけを並べるよりも、患者さんが自分の疑問と結び付けられる説明にしましょう。症状だけで治療方法を断定する表現は避け、実際の判断には診察が必要であることを適切に伝えます。

自費診療を紹介する場合は、治療内容と費用、主なリスク・副作用など、必要な情報を確認してください。症例写真や体験談は、掲載条件を確認せずに追加しないことが大切です。

院長紹介は経歴だけで終わらせない

院長紹介は経歴や資格を正確に載せたうえで、説明や診療方針を伝える場所です。「安心できる医院」と抽象的に書く代わりに、初診で何を聞くか、治療の選択肢をどう説明するかなど、実際の進め方を文章にしましょう。

設備紹介も同じです。機器の名称や写真だけでは役割が伝わりにくいため、何を確認するために使うかを補います。性能や効果を過度に強調せず、確認できる事実を患者さんの言葉に置き換えて説明してください。

診療案内の原稿を点検する5つの質問

次の5つを各ページで確認します。

  • どんな相談を受け付けるページか
  • 初診からどのように診療を進めるか
  • 患者さんが選ぶ前に知るべき条件は何か
  • 費用や注意事項に不足はないか
  • 読み終えた人が次にどこへ進めばよいか

例えば、設備の長い説明だけで終わっているなら、受診の流れや相談方法を補うことが考えられます。反対に、ほかの診療ページと同じ説明が続くなら、共通部分を初診案内にまとめ、診療ごとの違いを明確にします。

専門用語をやさしくする際も、意味を変えないことが大切です。治療効果や適応について、制作会社だけで判断せず、院長が確認できる工程を設けてください。

原稿や写真の集め方は、原稿と写真の準備で詳しく紹介しています。

情報の重複と次の行動を整理する

ページを分けるか迷ったときの判断方法

独立した疑問に答えられる情報量があり、そこから次の行動へ進めるなら個別ページを検討できます。見出しを変えても本文がほぼ同じになるなら、1つのページにまとめた方が読みやすい場合があります。

まとめる案アクセスと診療時間(一緒に確認したい人を想定)
分ける案採用条件と患者さん向けの初診案内(目的が異なる)

キーワードの表記違いだけを理由にページを増やさないようにしましょう。

各ページから次の行動を選べるようにする

診療案内を読み終えた人には初診案内や予約、院内写真を見た人にはアクセスや診療案内など、内容と関係するリンクを置きます。「詳しくはこちら」だけでなく「初診の流れを見る」など、移動先が分かる文言にすると使いやすくなります。

よくある質問

Q. 診療科目ごとに必ずページが必要ですか?

説明する内容と医院の運用に合わせて判断します。薄い説明を分割するより、患者さんの疑問に答える内容を整えることを優先しましょう。

参考資料

医療広告に関する説明は、厚生労働省「医療法における病院等の広告規制について」を参照してください。個別の掲載内容は、公開時点のガイドラインと医院の実態に照らして確認します。

まとめ:各ページの役割を決め、重複なく配置する

  • ページ構成は、患者さんが受診前に知りたいことから考える
  • 診療ページや院長紹介は、実際の進め方や確認できる事実で説明する
  • 同じ内容のページを増やさず、各ページから次の行動へ進めるようにする

Re:worthへの相談では、掲載したい診療内容と、既存サイトで探しにくい情報をお知らせください。